diary

(2017年9月20日)

9月もイベント続きとなりました。

1年ぶりの個展を兵庫県西宮市の「ギャラリーねうねう」さんで9月9~15日まで開催しました。

実は、他のギャラリーの方からも声をかけていただいたりしていたものの、いろいろ忙しくしていたので泣く泣くお断りしていて、今年は個展は開催しない予定でした。そんななか、2015年の西宮(夙川)の個展に来て下さっていた「ねうねう」のオーナーさんが、「ボローニャ国際絵本原画展・おさんぽギャラリー」企画に、僕を熱心に誘ってくださいました。2月に発売された絵本「ザキはん」の出版記念の個展をしていなかったこともあったので、なんとか重い腰をあげました。

終わってみれば、なんであんな腰が重かったんだと思うくらい楽しくて…。腰あげて本当によかったです。

何より「ギャラリーねうねう」さんのオーナーご家族のお人柄が大変暖かく居心地がよく、まだ始めたばかりというギャラリーだそうですが、設備も充実した素晴らしいスペースでした。今回は、バタバタしていて土日だけしか在廊できず、少し残念。キッチンやワインセラーもあって次回やらせてもらえる機会があれば、ぜひオープニングパーティーがしたいなぁ…と思いました。

個展には、遠くは名古屋や奈良・鳥取などからも来て下さった方もいて、そして夙川や大阪の個展のお客さんがまた来て下さったり、本当にありがとうございました。そして新しい出会いもたくさんありました。

実は、「ギャラリーねうねう」近くの高木小学校では、個展の始まる前日に小学1年生全員を集めて「読み聞かせ」を実施しました。校長先生のご意向もあって、「オオサンショウオについてのお話」や「ライブドローイング」「質疑応答」も…。

U-suke 「じつは、『くろとん』の絵本に登場するそれぞれの『星』には、「モーリー」がかくれているんです。みんなで探してね~」

子供たち 「どこどこ?」「あ、見つけた!」「立たないで!見えないよ~!」と大盛り上がり。

また、「ザキはん」のモデル・オオサンショウウオの生態を写真や映像で説明したところ、「オオサンショウオの卵の大きさはどのくらいですか」などといった生物学的な質問ばかりに…。専門家ではありませんが、事前に調べておいて答えられてよかったです…(^_^;)

ライブドローイングを頼まれて、くろとんとザキはんの絵を描いたらやっとみんな絵本作家だと思い出したらしく、

「絵がうまくなるにはどうすればいいですか?」といった質問が増えてきました。

 

そして翌日、「U-suke展~ザキはん出版記念~」スタート!

オープン1時間前に行ったのですが、昨日の小学校の子供がすでに来てサインをもらおうと紙をにぎりしめて待っていて、そんなに待ちきれなかったのかと思うとうれしかったです。(ちなみにその子は、午後はワークショップの代金を握りしめ再訪。そして翌日は、お母さんを連れて再々訪。絵本を買ってもらっていました、笑。)

会場には、FDA、竹中機械製作所、佐藤様からいただいた素敵なお花が(!)いつもありがとうございます。

個展会場でも「読み聞かせ」と「ワークショップ」を実施。たくさんの親子が参加してくれました。

小学校のイベントで子供たちに聞かれて「絵が上達するには、最初は自分が好きな絵をまねて描いてみるといいかもしれません」と応えたら、さっそく、在廊中、素敵な絵を毎日絵を描いて持ってきてくれた女の子もいて感動しました。

 

 

そして…個展終了の翌日16日(土)は、U-sukeの母校・千葉の習志野高校文化祭「習高祭」に卒業生としてご招待いただき、図書館イベントを行いました。

普段から図書館ではU-sukeの著作を並べてくださっています。

高校の文化祭ということもあって、子供よりも大人が多い「読み聞かせ」となりましたが、

たくさんの方にきてくださいました。またケーブルテレビや新聞の取材も受けました。

 

額絵展示やグッズ販売も。

 

午後、体育館に移動すると、吹奏楽部の演奏を聴くためのお客さんで満員!

すごい久しぶりに堪能しましたが、あいかわらずの全国常連・伝統クラブです。

おしくも決勝で敗れ甲子園に行けなかった野球部員たちも応援ソングを演奏してもらっていました。

 

何年振りか思い出せないくらいぶりの母校でしたが、なつかしく、忘れていたいろんな思い出がよみがえってきました。

イベントにご尽力いただいた先生方、また当日、会計等をお手伝いいただいた現役の生徒のみなさん、お忙しい中お越しいただいたみなさん、ありがとうございました。