「プロペラちどり」(さく・え U-suke /フレーベル館)は、2018年8月上旬に出版されたU-sukeの新作絵本です。(27×22cm 32ページ 定価: 1350円(税込) ISBN 978-4-577-60003-0)

 シベリアのはずれの村に暮らす少年・ミーシャが、仲良くなったメダイチドリたち5羽と一緒に、自分で作った飛行機「プロペラちどり」で、南を目指して冒険の旅に出ます。世界中の渡り鳥が休憩する「とりのレストラン・日本の谷津干潟」。ミーシャたちは無事たどりつけるでしょうか…。

U-sukeは、千葉で育ちました。市立習志野高校を卒業して習志野商工会議所の職員として働いていた時期もあります。千葉で働いていた頃、とても好きだった場所が習志野市にある「谷津干潟」でした。

谷津干潟は、都会のど真ん中にありながら、ラムサール条約登録湿地にもなっていて、希少な野鳥や生き物がたくさん生息する珍しい水辺です。人間と干潟に住む生き物たちが共生しているこの素晴らしい場所の大切さをたくさんの方に知っていただき、いつまでも守り続けられてほしいという思いも作品に込めています。

「プロペラちどり」の絵本にはミーシャのふえにあわせてメダイチドリたちが歌う「うた」(上記楽譜)が登場します。こちらでダウンロードできますので、ぜひみんなで歌ってください。

1.プロペラちどりのうた1(シベリアの夏)

2.プロペラちどりのうた2(サメさんおちついて)

3.プロペラちどりのうた3(やつひがたにやってきた)

 

絵本「プロペラちどり」は、お近くの書店でご購入ください。書店に置かれていていない場合は、店頭でご注文ください。また、ネットショップ、習志野市役所、谷津干潟自然観察センターなどでも販売されています。

 絵本の製作にあたっては習志野市、谷津干潟自然観察センターのご協力をいただいております。谷津干潟自然観察センター(千葉県習志野市秋津5-1-1)は、「プロペラちどり」に登場する谷津干潟や鳥たちが実際に観察できる素晴らしい施設です。 「プロペラちどり」を読んで「谷津干潟」に興味を持った方は、ぜひ谷津干潟自然観察センターへ遊びにいってみてください。

 

2018年の「谷津干潟の日フェスタ」では、「プロペラちどり」のキャラクターを使ったポスターやチラシなどでイベントを盛り上げました。また、谷津干潟自然観察センターでは、U-sukeによる出版前の「先行読み聞かせ」が行われました。

出版記念イベントとして、2018年8月5日には、谷津干潟自然観察センターで「よみきかせ」&「ワークショップ」とサイン会も行われました。

 

「プロペラちどり」出版にあたって、TV新聞等にもたくさん取り上げられましたのでご紹介いたします。

▼産経新聞9月4日号

https://www.sankei.com/region/news/180904/rgn1809040025-n1.html

▼東京新聞9月11日号

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201809/CK2018091102000134.html

▼「毎日新聞」8月7日号

https://mainichi.jp/articles/20180807/ddl/k12/040/103000c

▼「千葉日報」9月12日号

https://www.chibanippo.co.jp/news/local/530526

▼広報習志野8月号

https://www.city.narashino.lg.jp/joho/koho/propellerplover.html

▼「ならしの朝日」8月20日号

▼「ふなばし読売」8月18日号

▼KIRACO9・10月号

▼日本農業新聞書評